「そして父になる」

日曜日に観ました。

是枝監督の作品は大好きで全部見ています。

俺がこの人を好きな理由って、

”人間が好き”
”人の悪いところを見ない”

ってところです。

人の良いところに光を当てて人物設定をしているんですね。

悪い人は出てこない。

”人間が好き”

なんですね。

そこが彼の甘いところでもあり、ドキュメンタリーの分野からからフィクションに移行してきた理由だと思うんだけど、その視点は俺は大好きです。

今回作品はテーマがヘビーだったこともあり、いつものゆっくりしたリズムで画面は流れていくけど、いつもより是枝監督の感情が伝わってきた。

終わってからしばらく席を立てませんでした。

ちなみに一番好きな作品は「ワンダフルライフ」です。

不思議な設定なんだけど最終的にラブストーリーになるんです。